聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2013年3月29日 金曜日

安倍首相に学ぶ日本「敗者復活」事情の変化・・日本復活は本物か!?

(続き)・・本日29日の日経新聞に、四国の小さい町が「ゴールドラッシュ」に沸いている、という記事がありました。といっても山の中で金鉱脈が見つかったという話ではありません。
瀬戸内海に面した道路沿いに貴金属を買い取るお店があり、そこに金やプラチナ製の指輪やネックレスなどの装飾品を換金するため、近隣の町から訪れる人が急速に増えています。今年に入ってその勢いは強まり、買い取り額は前年比3倍以上に急増しました。
換金に訪れるのは60歳代前後の女性が大半ですが、最近の金価格の急上昇を受けて、大切に保存していた金製品などを換金する動きが俄かに拡がっています。得られた現金で新しいバッグを買ったり旅行に出かけたりと、消費に回す動きも同じようにみられます。

ドル建ての金価格は一進一退ですが、日本に於ける金価格だけは急上昇しています。その理由は「為替」です。円安が進んでいるために円建ての金価格が上昇しているのです。
値上がりしているのは金だけではありません。石油や原材料、食料品などの価格も軒並み上がってきています。今や「脱デフレ」から「インフレ」の芽が出始めています。
物価が上がれば生活は苦しくなるものですが、今の日本では物価高を懸念する声はあまり強くありません。むしろ脱デフレと「経済の再生」への期待が大きくなっています。
その影響もあり、「株」が急速なスピードで上がってきています。株高の恩恵も受ける形で、消費や投資が伸び始めているのです。

このような円安と株高を伴う経済の変革をもたらした一連の政策は、安倍総理大臣の名前を文字って「アベノミクス」と呼称され、今や国際的にも通用する用語となっています。
バブル崩壊後に「失われた10年」などと言われ経済の低迷が長らく続きましたが、ようやく日本経済は復活の過程に入ったといえるのでしょうか。
日本経済が本格的に復活するかどうかは様々な要因に左右されるため、まだまだ予断を許さないものがあります。しかし国民の間に一種の「明るさ」や「活力」が戻りつつあることは確かなようです。

そしてアベノミクスを推進している安倍総理大臣こそ、本当の意味で「復活」したといえそうです。
日本は昔から「敗者復活」し難い国、と言われてきました。政治家にせよ実業家、学者にせよ、一度大きな失敗や挫折、失脚をした後は、なかなか復活して来ないのが通例です。
歴代の総理大臣に関しても、一たん退陣した後に再度就任した総理大臣は、戦後に限っていうと吉田茂氏ただ一人です。
ただ最近は欧米並みに「敗者復活」を促し、若者などに政治やビジネスに対して果敢に挑戦させよう、という機運が盛り上がってきました。
安倍首相の「復活」はまさにそれを体現したものであり、日本の若者に大きな希望とやる気を与えたのは確実です。

それでは安倍氏を復活させた原動力は一体何でしょうか。
ご家族や支持者、政治家仲間の支え、政治家としての気概やビジョンなど様々な要因があるでしょうが、非常に大きな要因として「健康問題」が挙げられます。
週刊新潮の記事にもあるように、安倍氏は前回の首相在任中に持病の潰瘍性大腸炎が悪化して辞任に追い込まれましたが、今では完治に近い状態まで回復している模様です。通常「難病」とも称される潰瘍性大腸炎は、一般的な薬物療法だけではなかなか改善しません。
しかし安倍氏は「ラドン吸入療法」によって、健康面でも見事な復活を成し遂げたのです・・(続く)
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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長 | 記事URL

2013年3月26日 火曜日

安倍首相「復活劇」影の立役者?難病を乗り越えるラドンパワー全開!

(続き)・・東京では早くも桜が満開となりました。例年より1週間以上も早い満開だそうです。
日曜日に上野公園を通りがかりましたが、ほぼ満開の桜の下では夥しい数の花見客がびっしりと宴席を張っていました。真っ昼間から飲めや歌えで大騒ぎのグループもありますが、こうなると桜を見に来たのか人を見に来たのか分からなくなります。

春の訪れが早いのは嬉しいことですが、あまりに早いと花見の予定が狂い、観光やイベントなどの業者は大慌てですよね。また入学式や入社式の頃にはすっかり葉桜となってしまいます。
ここ数日の寒の戻りで、少しは桜の花を「冷蔵保存」できるでしょうか。

さて「週刊新潮」3月28日号に興味深い記事が掲載されていました。
「祝辞のない卒業式」というワイド特集が組まれており、節目を迎えた著名人の「意外な苦労話」を9つほど載せていましたが、そのトップを安倍総理大臣に関する記事が飾っていたのです。

安倍総理大臣は現在2期目ですが、前回の在任期間は2006年9月から2007年9月まで、内閣改造をはさんでちょうど1年という短命内閣でした。
その後の民主党政権時代も含め短命内閣が相次いでいることから、1年という在任期間は特段に短い訳ではありませんが、第一次安倍内閣はそれこそ何の前触れもなく、唐突に総辞職をしてしまった、という印象が強いのです。
自民党の参院選惨敗という厳しい状況ではあったものの、まるで政権を放り出したと捉えられかねないような突然の辞意表明であり、国民の誰もが驚いたものです。

この「祝辞のない卒業式」の記事にも書いてありますが、安倍氏の本当の辞任理由は「潰瘍性大腸炎」という難病が悪化したことによるのだそうです。
潰瘍性大腸炎とは特定疾患の一つで、大腸粘膜に難治性の潰瘍が多発し、慢性的な腹痛や下痢、血便、嘔吐、食欲不振、体重減少などに見舞われます。
根治できる治療法はなく、患者は年余にわたる頑固な症状に悩まされ、日常生活や仕事に重大な支障を来たす場合が少なくありません。

安倍氏の場合、恐らく腹痛や下痢がひどく食事も満足に摂れなくなったために職務に支障を来たし、国会答弁や演説、外遊などの激務に耐えられなくなったのだろうと推測されます。
しかし政治家のトップである総理大臣が、「病気のために総理を辞める」などとは安易に言えなかったに違いありません。
これからが正念場という大事な時期に、病気の悪化が原因で辞任せざるを得なかった安倍氏の無念さは如何ばかりだったことでしょう。

さて週刊新潮の記事によれば、安倍氏の奥様が方々を探し回った末に「ラドン療法」の事を知り、ラドンに詳しい東京女子医大の川嶋准教授の勧めで「ラドン吸入器」の使用を始めたという話です。
ラドンをたっぷりと浴びるにはラドンルームに入るのが一番ですが、多忙な安倍氏のために高価なラドン吸入器を購入し、1日数回、1回10分ずつ「ラドンミスト」を毎日のように吸入させたのだそうです。

ところが結果的にこのラドン療法が、安倍氏の劇的な復活劇の序章となるのです・・(続く)
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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長 | 記事URL

2013年3月22日 金曜日

CoQ10はサプリ、グルタチオンは点滴がお勧め・・アルファリポ酸は?

(続き)・・前項までの考察で、「アルファリポ酸」は非常に抗酸化力、代謝亢進作用に優れ、諸病の治療や予防、アンチエイジング等に威力を発揮すること、食事の工夫に加えてサプリメントや点滴などで補充することが、たいへん有効であると説明しました。
多くの慢性疾患や生活習慣病の原因の一つが「活性酸素」であることは、今や半ば常識となりつつあります。従って病気の治療や予防、若返り、美容などの目的で活性酸素を除去する、すなわち「抗酸化療法」に取り組むのは良いことですし、むしろ必要なことといえます。

それでは実際に抗酸化療法に取り組むとして、アルファリポ酸をどのように位置づければ良いのでしょうか。
代表的な抗酸化剤としてはアルファリポ酸の他にビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、コエンザイムQ10などがありますが、これらをどのような優先順位もしくは組み合わせ、投与経路で摂取するのが適切なのでしょうか。

まず投与経路、すなわちサプリメントとして内服するか、あるいは注射もしくは点滴で血管内に直接注入するかに関してですが、ビタミンEとコエンザイムQ10の注射による投与はあまり一般的ではありません。他の栄養成分との相性や副作用の問題があるためです。従ってこれらは主としてサプリメントの形で摂取します。
反対にグルタチオンは腸からの吸収率が低いために、サプリメントの効果はあまり高くありません。グルタチオンに関しては点滴による投与が望まれます。
一方でビタミンC及びアルファリポ酸はサプリメントによる投与が盛んに行われていますが、やはり吸収率の点からは点滴による投与がより優れています。

以上をまとめると、ビタミンCやE、コエンザイムQ10などのサプリメントを日常的に内服しながら、必要に応じてグルタチオンやアルファリポ酸などの点滴を行なうというのが、最も有効性の高い投与方法ということができます。
またビタミンCは濃度依存的に効能が高くなることから、例えばガンなど難しい病気に対しては、サプリメントで基本的な補給をしておきながら高濃度ビタミンC点滴を定期的に行なうということが、多くのクリニックで行なわれるようになってきました。

疾患や症状による優先順位は存在しますが、基本的にはどの抗酸化剤を用いても効能に大差はないとされています。むしろ大切なのは抗酸化剤の投与量と頻度です。
多く投与すればするほど、頻回に投与すればするほど、病気の治療や予防の効果は高くなります。

疾患ごとの優先順位に関してですが、ガンの場合には高濃度ビタミンCを最優先とし、続いてアルファリポ酸が投与されますが、多くの症例で両者の「併用」が行われます。ビタミンCとアルファリポ酸が相互作用を発揮しつつガンを叩いているためです。
次にパーキンソン病に対してグルタチオン点滴が有効であることから、同病を含む多くの神経変性疾患に対してグルタチオン点滴が行われます。
これに対して糖尿病性神経障害や肝硬変ではアルファリポ酸がたいへん有効という臨床報告が多数あります。
但し標準的な治療が奏功しない場合には、他の抗酸化剤に変更することも少なくありません・・(続く)
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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長 | 記事URL

2013年3月18日 月曜日

「働き者」のアルファリポ酸!食事からの摂取だけで果たして充分か?

(続き)・・前項でお話ししたようにとても「働き者」のアルファリポ酸ですが、病気の治療や予防のため、そしてより健康になるために、アルファリポ酸を何とか最大限に活用したいものです。それでは具体的に、どのような方法があるのでしょうか。
アルファリポ酸を含む食材としては、牛レバー、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ほうれん草、ジャガイモなどが挙げられます。これらの食材を定期的に摂っていれば、アルファリポ酸が極端に不足することはないと言えるでしょう。

ただアルファリポ酸は加齢とともに減少し、また不規則な生活やストレスなどで相対的に不足することは充分に考えられます。さらに慢性疾患や明らかな体調不良がある場合には、まとまった量のアルファリポ酸をぜひ確保しておきたいところです。
そこで日常の食事から充分量のアルファリポ酸を摂取しながら、それでも足りない分はサプリメントや点滴などを通して補給することが、現実的な観点から有効なアルファリポ酸の活用方法と言えそうです。

アルファリポ酸を含んだ「サプリメント」は多数出回っています。特に米国ではダイエットや若返りに抜群な効果があるという触れ込みで、夥しい種類のアルファリポ酸製剤がドラッグストアの商品棚を埋め尽くしています。
そのような多数のアルファリポ酸サプリメントの中から、どのような商品を選べば良いのでしょうか。これはアルファリポ酸に限らないことですが、どのサプリメントを選ぶかによって効果に雲泥の差が生じることは少なくありません。

先ず大切なのがアルファリポ酸の「含有量」です。通常アルファリポ酸の推奨される摂取量は1日100mg~200mgとされていますが、少なくとも1日量として100mgを含有したものでなければ飲む価値は低いといえます
さらに重要なのが「品質」です。いくらアルファリポ酸を充分に含んでいても、有害成分が入っていては安心して飲むことが出来ません。可能な限り天然成分を原料として用いており、安全性の高い製造方法で作られたものを服用する必要があります。

一方より強力な効果を求めるのであれば、アルファリポ酸の「点滴」がお勧めです。食事やサプリメントでは腸管からの吸収率の点でどうしてもロスが生じますが、点滴はアルファリポ酸を血管内に直接注入することによって、より高い効果が見込めるのです。
通常の場合は他の栄養素、すなわちビタミンB群やビタミンC、グルタチオンなどと混合した点滴を行ないます。この場合、他の栄養素と協同で抗酸化作用などを発揮しますが、アルファリポ酸の量は1回あたり25~50mg程度で充分といえます。

実際に蒲田よしのクリニックで行なう「スーパーマイヤーズカクテル」や「パワーアップ点滴」は、ビタミンB群やビタミンCにアルファリポ酸50mgを混注しています。
さらにガンや肝硬変、糖尿病性神経障害など難しい病気の場合は、高濃度のアルファリポ酸を点滴します。量としては300mgから600mgにも及びますが、この場合ビタミン類は一切混ぜず、純粋にアルファリポ酸を強力に効かせます。
米国やドイツなどでは「高濃度アルファリポ酸点滴」が、ガンや肝硬変などの標準治療の一つとなりつつあるのです・・(続く)
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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長 | 記事URL

2013年3月15日 金曜日

糖代謝、活性酸素除去、ビタミンCを支援・・アルファリポ酸は大活躍!

(続き)・・九州の福岡と宮崎では早くも桜が開花しました。いずれも記録的な早さだそうです。東京も一部では咲き始め、開花宣言は時間の問題です。あれほど寒かった冬がウソのような暖かさですが、これほど急速に暖かくなると服装の選択が難しくなります。昼前から急に暖かくなった日には、朝に着て出かけたコートが邪魔になってしまいますし、逆に午後から急に寒くなると、薄着で出かけたことを後悔してしまう日もあります。朝の天気予報で気温の変化を確かめて、着ていく服を選ぶ毎日ですね。

さて前回の続きですが、アルファリポ酸の作用にはさらにユニークな点があります。細胞のエネルギーは主としてミトコンドリア内のクレブス回路という化学反応系で作られますが、アルファリポ酸はそこに働きかけて糖質の代謝を活発にし、エネルギー産生を促進します。簡単にいうと、アルファリポ酸は糖質が燃えやすい状態にするのです。その結果として糖質代謝が向上し、血糖値の低下や肥満の防止、疲労からの回復とパワーアップに役立ちます。米国などでは「やせるサプリ」として大流行しているほどです。

ただ皮肉なことに、糖代謝が活発になると活性酸素の生成も増えてしまうというジレンマがあります。酸素を使って糖を分解する時、酸素の2~3%は活性酸素に変化してしまいます。エネルギーを作るのに比例して活性酸素も産生し、体を痛めつけてしまうのです。ところがアルファリポ酸の優れているところは、糖の代謝亢進と並行して活性酸素の不活化も行なうため、活性酸素が蓄積しないという点です。譬えていうと、燃料を燃やすとススが出来ますが、そのススも瞬時に取り除いてしまうようなものです。

アルファリポ酸のもう一つユニークな点は、他の強力な抗酸化成分であるビタミンCやビタミンE、グルタチオンなどを「還元」する作用があるということです。抗酸化成分は体内で酸化された脂質や細胞、組織を還元させて、酸化による障害から身を守っていますが、それによって抗酸化成分自体が酸化されてしまいます。いわば自らを犠牲にして身体を酸化から防いでくれていることになります。そこにアルファリポ酸が働くと、相打ちで酸化してしまった他の抗酸化成分を還元し、戦線復帰させているのです。

アルファリポ酸には他にも、肝臓を庇護する、インスリン感受性を改善する、有毒な重金属をキレートし体外に排出する、など様々な作用があります。従って医療上の用途も幅広く、慢性肝炎や肝硬変、糖尿病およびその合併症、重金属や薬物の中毒、美容、アンチエイジング、さらには各種がん治療などに活用されています。日本では一般の知名度も医療機関に於ける臨床応用もかなり遅れていますが、米国やドイツなどでは大学病院やガンセンターなどを中心に、研究および臨床応用が急速に進んできています・・(続く)
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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長 | 記事URL

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