聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2012年11月19日 月曜日

特に抗酸化力、免疫賦活作用の優れた食材は・・これです。

(続き)・・とはいえ果物や野菜が体に良くて、がんの予防になることは確かですが、現実には果物と野菜のフレッシュジュースを毎日のように多量に作って飲むというのは、実行が難しいものです。正直なところお菓子やステーキなどを食べてみたくなるものですし、友人や同僚との会食などでは美味しいものが欠かせません。従って実際の生活では、抗酸化力の特に優れた食材を活用しつつ、適度にご馳走を楽しみたいところです。

これを食べていれば必ずがんを予防できる、という万能の食べ物はありませんが、免疫力や代謝、抗酸化力をとりわけ向上させるような優れた食材は多数あります。野菜の中では例えばキャベツ、ブロッコリー、ニンジン、レンコン、ショウガ、ニンニク、タマネギ、ニラ、ピーマンなどが挙げられます。また果物ではリンゴ、トマト、ブルーベリー、プルーン、ミカン、キウイ、ブドウ、イチゴ、パイナップルなどが代表格です。

それと並んで海藻類とキノコ類がたいへん有用な食材です。昆布やワカメ、ヒジキ、海苔などの海藻類にはヌメリ成分の一つとしてフコイダンが豊富ですが、インターフェロンを増やして免疫力を向上させることが知られています。一方でシイタケやマイタケ、シメジ、マッシュルームなどのキノコ類にはベータグルカンという活性物質が含まれており、白血球を増やして免疫を賦活することが証明されています。

タヒチやインドネシア、ハワイ、サモアなど南洋方面で採れるノニという植物の果実が、がんに効果があるとして研究と臨床応用がなされています。タヒチ産は特に効能が優れており、強力な抗酸化力や免疫賦活作用があるイリドイドという活性物質が多量に含まれています。アメリカのジョンホプキンス大学では千五百人以上のがん患者にタヒチ産ノニジュースを投与し、70%弱に有効であったと報告されました。

がんを克服するには「腸内環境」の改善が欠かせません。腸の中では乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌、一方でウェルシュ菌などの悪玉菌が共存しており、どちらが優勢かで健康状態が大きく左右されます。人類は昔からヨーグルトや漬物、キムチ、ピクルス、納豆などの発酵食品を摂取し善玉菌を増やす工夫を重ねてきました。これらの発酵食品を積極的に摂るとともに、良質な乳酸菌サプリメントを飲むことがたいへん有用です。

世の中の風潮として「油は体に良くない」というイメージがあります。確かに健康を害するような油は多いのですが、全ての油が良くない訳ではありません。がんの予防を含め、健康に良い油はいくつか存在します。一番のお勧めはアルファ・リノレン酸の豊富なエゴマ油(シソ油)やアマニ油です。これらは常温で用いる限り、免疫力を調整してがんの予防にもなります。また魚油のEPAやDHAなども免疫力を向上させます・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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