聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2012年11月22日 木曜日

がんの原因の一つは「低体温」・・体温を上げる正しい入浴方法とは?

(続き)・・一方で、がんの発症を招く原因の一つとして重要視されているものに「低体温」があります。最近は若い女性を中心に35℃台という体温の低い人が目立ちますが、そのような低体温は代謝や免疫力、抗酸化力を低下させることによって、様々な病気や体調不良の原因となることが指摘されています。現実に、うつ病や糖尿病、リウマチ、がんの方々は多くが低体温の状態ですが、近年なぜ低体温の人が増えているのでしょうか。

その理由としては、持続的なストレスや人工的な環境、睡眠不足や運動不足、栄養バランスの偏りなど様々な要因が挙げられていますが、見方を変えると、適切な方法で体温を36℃台に安定させれば、大半の病気や体調不良を克服することが可能となってきます。がんの場合は特に、熱に弱いというがん細胞の特徴を逆手に取り、体の深部に熱を加えてがんを治療するような取り組みがなされており、優れた結果を挙げています。

毎日の生活の中で体温を上げる工夫としては、入浴が一番身近な方法です。ところが最近は、お風呂に入らずシャワーだけで済ます人が若年者などで増加しています。シャワーだけでは体の芯から温まらず、むしろ打ち水効果のため体が冷えてしまいます。一方で高齢男性などは熱いお湯にザブンと浸かるだけの人が目立ちますが、体の表面は温まるものの、意外と体の芯まで温まりにくいものです。

身体を温めるために推奨される入浴方法は、38℃から40℃という温めのお湯に、半身浴で15分から30分程度、ゆったりと浸かる方法です。これならば熱すぎず温すぎず、無理なく体を芯から温めることができます。また湯当たりなどの事故の危険も高くありません。さらにお湯に天然の岩塩や海塩、ショウガの絞り汁、ミカンの皮などを入れると、体を温める効果が一層上がります。

それに加えて運動への取り組みがお勧めです。がん治療と運動とは関係ないと考えられがちですが、そんなことはありません。適度な運動をすることによって筋肉などから熱が産生されることで体温が上がり、代謝が活発になり、さらには免疫力も向上するため、がんの病状に少なからず良い影響が加わります。また運動はストレス発散や前向きな気持ちを育むことにもつながり、精神的にも良い変化が生じます。

具体的な運動の方法としては、ラジオ体操やストレッチ運動などの簡単なものから始め、体力と相談しながらウォーキングやジョギング、水泳、ヨガなどの有酸素運動に取り組むことがお勧めです。さらに余裕があれば、スクワットや腹筋運動、プッシュアップなどの無酸素運動にも付加的に取り組むとなおベターです。体を積極的に動かし、がんに負けない体と心を育てていきたいものです。

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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