聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2012年12月28日 金曜日

ガンは熱に弱い・・温熱療法の併用でビタミンC点滴の効果倍増!

(続き)・・クリスマスが終わり、今度はお正月を迎えるための気分が街中で盛り上がっています。年末はそうでなくとも忙しいのに、クリスマスだお正月だと、年末年始はやることがいっぱいあって休まる暇がありませんね。そうしている中、ノロウイルスの猛威が鎮まらないというのに、今度はインフルエンザの流行の兆しがみられ、実際に一部の地域で早くも流行が始まっています。蒲田よしのクリニックに於いても、インフルエンザワクチンを接種する方が日を追って増えてきています。

さて先月、私は点滴療法研究会の主催する「高濃度ビタミンC点滴療法認定試験」を受験しましたが、その結果通知が1か月以上も経った昨日、ようやく郵送にて届きました。結果は嬉しいことに「合格」です。陰ながら応援して下さっていた方々に感謝申し上げます。かなり高度な知識を要求される難しい試験でしたが、研究会の提供するDVD教材や事前のセミナーなどが充実しているため、しっかり勉強さえしていれば、難なく合格できるようなシステムとなっているのです。

その事前セミナーに於いて、とりわけ私の興味をひく講演がありました。東京・赤坂で開業している森吉臣医師による「ガンの温熱療法」に関する講演です。森医師はガン患者に対して、高濃度ビタミンC点滴と並んで「深部加温療法」などに幅広く取り組んでおり、素晴らしい臨床的な結果を挙げています。病院から見放されたような末期ガンも含めて、ビタミンC点滴と深部加温療法とを組み合わせ、ガンの進行を抑制する、ガンを縮小もしくは消失させる、などの良好な結果を多数得ているのです。

深部加温療法は、ガン細胞が熱に弱いという性質を利用して生み出された治療法です。専用の機械を用いて患部に近い皮膚表面に端子を当て、特有の波長を放出して体の深部に熱を発生させます。設定条件によって温度は違ってきますが、ガン病巣付近の体温が39℃以上になると、ガン細胞は目に見えて弱り始めます。また免疫力が著しく向上するために、ガンの進行を抑制する力が強くなります。結果として、ガンの増大を抑制する、ガンを縮小もしくは消失させることが可能となるのです。

一方で深部加温療法により、ビタミンCに対する感受性が高くなることが報告されました。ガン細胞の中にはビタミンCへの感受性が低いものが一定の割合で含まれますが、病巣付近の体温を39℃以上に加温すると、感受性が明らかに高くなります。臨床的な印象でも、高濃度ビタミンC点滴の効果が低い症例が少なからず見受けられますが、このような温熱療法を併用することによって、ビタミンCのガン細胞を攻撃する力が倍増し、より良好な結果が得られる症例も数多いのです・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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