聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2013年3月11日 月曜日

水でも油でも本領発揮!「アルファリポ酸」の桁違いな抗酸化力とは?

(続き)・・昨日10日、私は所用で水戸へ行き、「偕楽園」の梅も見てきました。7分咲き程度でしたが、私にはちょうど良い見ごろでした。それにしても昨日は激しい天候でしたね。昼には25度を超える「夏日」になったかと思ったら、午後には一転して真冬の寒さとなりました。寒冷前線が通過した模様で、突風とともに一気に風向きが変わり、生温かい南風が冷たい北風に変化しました。その影響か、昼頃まではあちこちでくしゃみをする方が絶えませんでしたが、夕方になると概ね沈静化したようです。

先週は蒲田よしのクリニックで、花粉症をお持ちの方が新メニューである「パワーアップ点滴」を受けられて、たいへん体調が良くなったとお話しましたが、この点滴に含まれる成分の一つが「アルファリポ酸」です。アルファリポ酸以外にビタミンB群各種、ビタミンC、グルタチオンなどが配合されており、各々の栄養成分が相乗効果を発揮しているものと考えられますが、強力な抗酸化成分であるアルファリポ酸が、体内の活性酸素や過酸化脂質を分解し、体調改善に威力を発揮しているのは間違いありません。

現代に広くはびこっている病気や体調不良の多くは、体内の「酸化」が主要な原因の一つとなっています。例えば脳梗塞や狭心症の原因となる動脈硬化はコレステロールの酸化がベースとなりますし、パーキンソン病は脳の黒質という場所の酸化が原因の一つです。この酸化を制御することが、多くの病気の治療や予防の効果を左右する、といっても過言ではありません。実際に最新の医学研究では、この酸化のメカニズムの解明と改善法、予防法に関する研究や臨床応用がたいへん盛んになりつつあります。

我々人間はこの酸化を制御する仕組みを本来もっていますが、加齢や環境の悪化、間違った生活習慣などのために衰えてしまいます。そのため年齢とともに様々な病気にかかりやすくなり、生活習慣病が蔓延しているのです。我々が体内に備えている、または栄養素として食事などから摂取する「抗酸化成分」には多くのものがありますが、主要なものを挙げるとビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、そしてアルファリポ酸があります。これらは別々に働くのではなく、互いに関与し合って酸化を防いでいるのです。

これらの中でアルファリポ酸には、独特な位置付けと性質があります。先ず抗酸化力の強さが桁違いで、ビタミンCの何と400倍もあるとされています。それから油と水の双方に親和性をもっているため、体中のあらゆる場所で作用を発揮できます。従って脂質の豊富な脳組織に於いても抗酸化力を働かせ、病気の進行阻止や予防に貢献できるのです。ビタミンCとグルタチオンが親水性、ビタミンEが疎水性(油に親和性)であるのに対して、アルファリポ酸はまさに「両刀使い」の大活躍ぶりです・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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