聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2013年4月12日 金曜日

ワクチンや歯の詰め物も危険?意外と身近な健康障害「水銀中毒」!

(続き)・・中国では「鳥インフルエンザ」が大騒ぎになっています。
上海や江蘇省、浙江省など中国東部を中心に感染が拡がりをみせており、12日現在で発症者数38人、死者10人に上っています。また発症した方の多くが「重症」と伝えられています。
中国や東南アジアなどでは以前にも何回となく鳥インフルエンザの騒動が起きており、一種の多発地帯となっていますが、今回のインフルエンザは過去に登場したような「H5N1」ではなく、聞き慣れない「H7N9」という珍しいタイプです。
これは報道によると、韓国などの野鳥が元来保有していた鳥インフルエンザのウイルスが、鳥の「渡り」とともに中国東部の家禽(カモやニワトリ)に感染し、遺伝子の組み換えが起こって新しいタイプが生まれた、と説明されています。

中国でなぜ新型のインフルエンザウイルスがよく発生するのか不思議に感じていましたが、一説によると、農村でブタや鳥類が隣接して飼われているため、ウイルスの遺伝子組み換えが高確率で起こりやすい、というのだそうです。
すなわち鳥に特有のウイルスがブタに感染し、ブタの体内に既に存在する「ヒト・ブタ共通ウイルス」との間で組み換えが起こり、鳥のウイルスが人にも感染し得る性質を獲得する、ということです。
今回の鳥インフルエンザは今のところ人間同士の感染は証明されておらず、人に於ける感染力はさほど高くないようです。しかしながら致死率がたいへん高く強毒性が心配されます。もし変異によって感染力が高くなった場合には、世界的な大流行、いわゆる「パンデミック」の発生が早くも懸念されています。

鳥インフルエンザを対象とした「ワクチン」の作成が中国で始まり、早ければ7か月後に発売となるそうです。もしこのワクチンが奏功すれば、大流行を防ぐ上で大きな力になってくれることでしょう。
但しワクチンは原則として鶏卵を用いて作成されるため、数に限りがあります。接種する上での優先順位があり、小児や高齢者、基礎疾患のある人、医療関係者などが優先的に接種の対象となる一方で、一般勤労者は後回しにされる傾向があります。
またワクチンにはショックや発熱などの「副作用」があり、手放しでは喜べません。鶏卵を用いる関係上、卵アレルギーの方には危険な性質があるのです。さらに後述のように「水銀」汚染の問題が浮上してきています。


さて前回、様々な慢性疾患や体調不良の原因の一つとして「水銀」の体内蓄積があること、そして水銀の主要な汚染源の一つとしてマグロなどの大型魚がある、と説明しました。日本人に馴染み深いマグロを多食すると、水銀中毒になりやすいのが現実です。
同じ魚類でも水銀の含有量の多い魚種は割と限定されています。マグロの他ブリ、ハマチ、サメ、クジラなど、いずれも大型の回遊魚です。小魚や白身魚、青魚、甲殻類、貝類などは、全般的に水銀の含有量がさほど多くはありません。従って一部の魚の食べ過ぎを避ければ、それほど神経質になることもありません。

ところが我々の身の回りには、水銀を多量に含んだものが実にたくさん存在します。例えば前述の「ワクチン」です。ワクチンは鶏卵などを原料に作成する、いわば「生もの」です。
腐敗を防止する目的で防腐剤を混入するのが一般的ですが、よく使われる防腐剤の一つに「チメロサール」がありますが、実はこのチメロサールに多量の水銀が含まれているのです。
小児には3種混合ワクチンをはじめ多数のワクチンが接種されますが、ワクチン由来のチメロサールを通して多量の水銀が小児の体内に入り込んでいます。
例えば小児の水銀中毒の症状の一つとして「自閉症」がありますが、その原因のうちかなりの割合を、ワクチンが占めているとされています。
欧米の主要国では1990年代以降、ワクチンへのチメロサールの使用が制限され、他の防腐剤への転換が進んでいますが、日本に於いては遅々として進んでいません。

さらに水銀の主要な「供給源」となっているのが、歯科分野に於ける「アマルガム」です。水銀は柔らかいために可塑性に富み、歯の詰め物などに銀などと混ぜて使われてきましたが、詰め物から常時、水銀が漏れ出てくるため、知らないうちに水銀中毒になってしまうのです。
最近ではアマルガムに代わってパラジウム合金などへの転換が進んできていますが、過去の歯の詰め物にアマルガムを用い、そのままにしている例が多く、歯科分野に於ける水銀中毒の問題は、未だに沈静化していません。

さらに人体に害を及ぼしている重金属は、水銀以外にいくつも存在します・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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