聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2013年4月19日 金曜日

重金属など毒物を追い払え!「解毒力」を向上させる日常の工夫とは?

(続き)・・昨日に比べて本日はすっかり寒くなりましたね。日中の最高気温で比べると昨日よりも10℃以上も低い地域が多く、まさに「寒の戻り」です。この寒さは3日間続くという事で、今週末の日曜日までの辛抱だそうです。
これだけ急に寒くなると、何を着て出掛けていけばよいか、本当に迷ってしまいます。春らしく薄着の装いでは夕方から夜にかけて寒さに凍えるし、かといって厚手のコートを着ていくと、室内などで暑くてしょうがありません。コートをどこかへ忘れてきてしまう恐れもあります。

春先に限らず急速に気温が低下した場合、様々な影響が心身に現れてきます。高血圧の方は血圧が高くなりがちですし、糖尿病の方は血糖値が高くなる傾向があります。冷え性の方はせっかく温まった手足やお腹が再び冷えて、辛い症状がぶり返します。肩凝りや腰痛が増悪するのも、このような寒い日が多いものです。
「蒲田よしのクリニック」では、寒さなどのために体調を崩したということで、注射などの診療をキャンセルする方が時々おりますが、ラドン浴に限っては、逆に寒い日に急きょ予約を入れる方が少なくありません。ラドン浴は体を芯から温めてくれるだけでなく、代謝や解毒力を向上させてくれるので、寒い日には特にお勧めなのです。

ラドン浴に初めて入られた方からよく伺う話として、「ラドン浴の翌日に真っ黒い便が出た」とか「ラドン浴のあと2~3日間、発疹が出た」などの現象があります。たいていの方はそのような不快な症状が収まった後は、むしろとても体調が良くなります。
ラドン浴に限りませんが、このような現象は一種の「好転反応」と呼ばれます。体調が本格的に改善する前に、一過性に不快な症状に見舞われるのです。典型的な好転反応としては発疹、めまい、頭痛、動悸、だるさ、鼻炎、喘息様発作などが挙げられます。
好転反応は治療開始の数日後から数週間後までの間に現れ、出現期間の長さにはかなりの個人差があります。人によっては病状が悪化したと思い込み、治療を中断してしまいますが、後から考えと実にもったいない話です。ただ病状悪化の際の症状と見分けがつかない場合も多く、実際には判断に迷う場合が少なくありません。

このような好転反応が現れる要因にはいくつかありますが、最も大きな要因としては「解毒」が挙げられます。つまり体内に何らかの「毒素」が溜まっており、それが病気や体調不良の一大要因になっているとします。治療により毒が抜けて体調が良くなるのに先立って、毒が抜けるのに伴う不快な症状に見舞われます。それが好転反応です。
その「毒」とは一体何でしょうか。実は現代人は夥しい数の毒に囲まれて暮らしています。食品添加物や過酸化脂質、排気ガス、化学物質、タバコの煙、薬品、ダイオキシンなど様々です。その中でも最近特に注目されている毒の一つが、前回までのコラムで問題提起した「有害重金属」、すなわち水銀、鉛、カドミウム、ヒ素などの重金属類です。

我々の周囲には意外なところに有害重金属が潜んでいて様々な健康被害を及ぼしている、と前回までで説明しました。このような有害重金属を何とか「解毒」して、被害を最小限に抑えたいのが正直なところです。
実は我々人間は日常生活上の様々な工夫で、重金属を含む毒物を知らないうちに「解毒」しています。もしそうでなければ、我々は重金属その他の毒素により、とっくの昔に死滅していたかも知れないのです。問題は、そのような毒物の蓄積量がたいへん多いことと、解毒力が低下してしまっているという点です。

そのような解毒とは、具体的にどのような営みなのでしょうか。
例えば我々は特に朝、たっぷりの水を飲みます。そして水を飲むとやがて尿が出ます。この尿には微量ですが、毒性物質が含まれています。このように水を飲んで尿として排泄することが、解毒の一つの基本です。
さらに我々は毎日のように「便」をしますが、便秘になると何となく体調が良くない気がします。それだけでなく便秘が続くと、様々な病気の引き金となります。
実は毒の7割以上は便の形で排出されるのです。従ってスムーズに解毒するには、便通を良い状態に保つことが是非とも必要です。換言すると「腸内環境」を良い状態に保つ事とも言うことができます。

一方で日本人は特にそうですが、我々はよく「お風呂」に入って汗を流します。それではなぜ我々はお風呂に入るのでしょうか。
それは体の汚れを洗い流すこともありますが、それはシャワーでも済むことです。実際に最近の若い人はお風呂に入らずシャワーで済ます傾向があります。
シャワーになくてお風呂に望める効果はもちろん「保温」ですが、同時に「解毒」効果も若干あります。体の深部を温めることで血液の循環を改善し、体の「解毒力」を向上させるのです。実際にお風呂によく入る人は体調が良く、肌の具合が良いものです。

一方で解毒のためには「運動」もたいへん重要です。ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動はもとより、スクワットや腹筋運動のような筋力トレーニングをすることによって、代謝や血流が改善し解毒力が格段に向上します。
お風呂や運動を含めて、体を温めて全身の血流と代謝を活発にすることは、解毒の基本の一つということができます。このような日常的な生活の工夫によって、重金属等の有毒物質の排出は、ある程度は可能です。

より良い解毒のためには「食事」と「栄養バランス」も極めて大切です。重金属を含む毒性物質を、効率よく排出する作用のある栄養素や食材がいくつも存在するのです・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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