聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2013年4月23日 火曜日

新鮮な野菜には「解毒ミネラル」が豊富・・毎日の食事で重金属を排除!

(続き)・・ようやく暖かさが戻ってきました。桜はとうに散り、ツツジが咲き始めています。私は個人的にいうと桜よりもツツジの方が好みです。春というよりも「初夏」を告げる花ですが、私の誕生日が5月ですので、より親近感を感じるのかも知れません。
さてツツジの開花に押されるように、「花粉症」がようやく終息の兆しをみせています。花粉症の症状に悩まされる方は相変わらず多いのですが、蒲田よしのクリニックに通院する花粉症の方の様子を見ていると、一人また一人と花粉症の辛い症状から卒業していきます。気温や天候の変動などで体調を崩す方はとても多いのですが、その中に占める花粉症の関与は、確実に低下してきています。

花粉症といえば代表格は「スギ」で、これに悩まされる方が最も多いのですが、スギ花粉は桜が満開になった3月下旬頃がピークで、今の時期には終息しています。
次いで「ヒノキ」花粉が挙げられますが、これはまさに今がシーズンです。ただヒノキ花粉も既にピークを過ぎ、間もなく終息を迎えます。九州などではほぼ終息しており、関東などでも今月末までには終息すると予報されています。
従ってあと1週間程度の辛抱といえるのですが、人によってはまだ安心できません。5月からは「イネ科」の花粉の飛散が始まるからです。ただイネ科の花粉はさほど遠くへは飛ばないため、花粉源に近付かないことが第一の対策となります。

さて前回、重金属などの毒物を排出しやすいライフスタイルについて述べましたが、さらに重要なのが「食事」であり「栄養」です。食事というと、カロリー源となる栄養素や、体の調整に必要な微量栄養素を摂取することに主眼が置かれます。
もちろんそれも大切なのですが、食事にはもう一つ大切な役割があります。それは「解毒」です。
栄養やカロリーを摂るのは、体内に既に存在するカロリーや栄養の補充をする、すなわち「足し算」的な側面が中心ですが、反対に体の中の不要なもの、有害なものを排出するという「引き算」的な要素も、食事には含まれているのです。

例えば我々が新鮮な野菜や果物をたっぷり食べたとしましょう。そうすると、特に疲れの溜まっていた人や栄養バランスの乱れていた人の場合、とてもスッキリした感覚を覚え、疲れが取れたと感じることが多いのではないでしょうか。
このような体調の改善は、一面ではビタミンやミネラル、糖質などの栄養素が補充されたことにもよるのですが、別の側面では、体内に溜まった有害物質や疲労物質、酸化物質などが排出される、いわば「解毒」作用が働いたことも大きく影響しているのです。

実際に古来より、体内の有害物質を排出する効果の高い食材はいくつも知られており、現代科学や医学でもそれは証明されてきています。
代表的な食材を挙げただけでも、ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラ、ショウガ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、レンコン、シイタケ、昆布、キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、ソバ、リンゴ、ミカン、レモンなどと、それこそ枚挙に暇がありません。
我々の祖先は経験則から、疲労回復や病気の予防、さらには治療の目的で、これらの食材を活用してきました。これらを美味しく食べるのはもとより、少しでも有効に健康上のメリットを享受できるような活用方法を模索してきたのです。

それではこのような食材に含まれる様々な栄養成分のうち、具体的にどの成分がとりわけ優れた解毒作用を発揮しているのでしょうか。
先ず挙げられるのが「ミネラル」です。野菜や果物などの食材には豊富なミネラルが含まれ、その含有量は食材によってまちまちですが、これらのミネラルが実は、有害な重金属などの毒性物質を排出するのに重要な役割を担っています。

有害重金属には「拮抗ミネラル」というものが存在します。すなわち有害重金属が体内に蓄積するのを防いでくれる、頼もしい「必須ミネラル」です。
例えば「水銀」の拮抗ミネラルはセレン、カルシウム、亜鉛、「鉛」のそれはセレン、鉄、亜鉛、マグネシウム、そして「カドミウム」のそれはセレン、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムです。
ミネラルは様々な酵素反応やホルモン産生などの場面で大切な役割を果たしていますが、一方では有害重金属の排除にも一役買っているのです。

続いて「ビタミン」が挙げられます。新鮮な野菜などには豊富な各種ビタミンが含まれていますが、ビタミンB群やビタミンC、D、Eなどは共働して、上記の拮抗ミネラルの作用をサポートします。すなわちミネラルが有害重金属を排出するのを助けるのです。
一方で「硫黄」の成分も解毒の上で重要な存在です。例えばタマネギやネギ、ニンニクなどに含まれる硫化アリルという成分は、ツーンとした刺激臭が特徴的ですが、有害重金属や添加物などの毒性物質の排出に威力を発揮します。ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアナートも同様の作用をします。

これとは別に「腸内環境」を整えることも大切です。悪玉菌が増えるなど腸内環境が悪化すると、有害重金属などの排出が滞り、また有害物質の産生が増えてしまいます。
腸内環境を改善するためには「食物線維」や「発酵食品」の摂取がお勧めです。これらによって善玉菌の活動が活発になるためです。糠漬けやキムチ、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を活用するとともに、「乳酸菌製剤」の併用がたいへん有効です。

ところで有害重金属を強力に排出するための優れた治療法があり、日本でも普及が進んできています・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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