聞き上手院長のたまには言わせてブログ

2013年10月28日 月曜日

エッ・・卵もダメなの!?遅発型フードアレルギーを招く意外な食材とは

(続き)・・まもなく11月になります。例年11月になるとインフルエンザワクチンの接種をする方が増えてきます。今年もいよいよインフルエンザの季節が近付いてきました。
もっともインフルエンザが既に流行している訳でもなく、流行は例年、正月前後から始まり、2月頃にピークを迎えます。またワクチン接種も10月中に行なう方もちらほらいらっしゃいます。

11月から12月にかけてワクチンを打つ方が多いのは、急に寒くなり風邪が流行り始めることで、インフルエンザに対する警戒感も上がってくるためです。職場や学校などでワクチン接種を奨励するのも、だいたいこの時期です。
ワクチンを打つと、やはり安心感があります。インフルエンザにかかる可能性がゼロにはなりませんが、その確率をかなり低下させるのは確実です。インフルエンザに罹ってしまった場合でも、軽症で済むことが報告されています。我々医療関係者も、感染予防のため注射がなかば義務付けられています。

もっともワクチンも決して万能ではありません。ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかってしまったという話はよく聞きますし、インフルエンザ以外の風邪にはまったく効果がありません。その年に流行が予想されるウイルス株に照準を当ててワクチンが作成されますが、その予想が外れることも少なくないのです。
また副作用の問題があります。発熱や頭痛、吐き気など頻度の高い副作用はもとより、稀ながらインフルエンザ脳症など、中枢神経系を障害する恐ろしい副作用も報告されています。ワクチンは確かに予防効果はありますが、効果と副作用とを天秤にかけて、慎重に行なうという姿勢が必要なのうです。


さて本日は、新メニューの一つである「遅発型フードアレルギー検査」に関する解説の続きです。

○遅発型フードアレルギーの原因食材

牛乳および乳製品:遅発型フードアレルギーを引き起こす代表的な食材です。日本人の7割以上で反応を示すという報告もあります。牛乳そのものだけでなく、牛乳を用いた製品すなわちヨーグルトやチーズなどにも幅広く反応を起こします。

卵:牛乳と並んで遅発型フードアレルギーを起こしやすい食材です。多くの場合、卵黄および卵白の双方にアレルギーを示します。卵そのものだけに留まらず、卵を用いた加工食品などにも反応を起こします。

その他:野菜や果物、穀物、魚介類などの食品群で、実に多くの食材で遅発性フードアレルギーが起こり得るとされています。特にアレルギーとなりやすい食材としては、小麦、大豆、アスパラガス、パイナップルなどが挙げられます。

○遅発型フードアレルギーの症状

消化器症状:消化不良 便秘 下痢 腹痛 吐き気 過敏性腸症候群 腹満感など
精神神経症状:頭痛 頭重感 不安神経症 抑うつ 情緒不安定 集中力低下など
皮膚症状:湿疹 アトピー性皮膚炎 にきび 蕁麻疹 肌荒れ 乾燥肌 多汗など
呼吸器系:鼻水 鼻づまり ぜんそく 慢性副鼻腔炎など
泌尿生殖器系:頻尿 尿意切迫 (小児)夜尿症 月経前症候群など
筋骨格系:筋肉痛 関節痛 関節リウマチなど
その他:不整脈 倦怠感 慢性疲労症候群 口内炎 浮腫 体重増加など

○遅発型フードアレルギーの検査

遅発型フードアレルギーの検査は米国のUS BioTek社などで行なっております。検査そのものは簡単で、数mlという少量の血液を採取して発送し、2週間前後で結果が送られてきます。
検査は100種類近くの食材を対象とし、IgGの反応の強さを定量化します。これを見れば、遅発型のアレルギーを起こしている食材は何か、どのくらい強いアレルギーなのか、さらに治療によりどれだけ改善したかが、明瞭に分かるのです。

遅発型フードアレルギー検査  料金 31,500円

次回は遅発性フードアレルギーの対策と治療について解説します・・(続く)

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投稿者 蒲田よしのクリニック 院長

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